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2011/10/07 欧州危機の本質:森永卓郎

ヨーロッパは金融の面、資金繰りの面では危機だが、借金をよけておいて基礎的財政収支を見てみると全く赤字を出していない。

基礎的財政収支のGDP比は、イタリアは4.3パーセントの黒字だ。日本イギリスアメリカは赤字だ。国際金融資本がヨーロッパに狙いを定めて「売り」のトレンドをかけている。

財政の構造的には悪くない。資金繰りの危機が去った後は回復するだろう。

やるべきことは財政の健全化よりも、投機資金の動きをおさえることの国際協調を優先したほうがいいと思う。

経済アナリスト 森永卓郎(もりなが・たくろう)さん

amazon リンク:森永卓郎の本
感想
 確かに、タイの通貨危機の時には何とか言う国際金融資本が通貨の先物に大量の売りを浴びせて暴落させて大儲けした。会社が国を売り叩いて利益をだすようなことが出来ないように国際協調してもらいたい。
 いつもながら森永卓郎さんの第一声は軽い。鋭い分析がその後に続くとは思えないくらい(笑)。
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2011/10/5 Wed 原発再稼動は出来るのか:金子 勝



そもそもどれだけ電力が必要なのかはっきりしていない。また、放射線の安全基準がころころ変わる。根拠もはっきりしていない。日本の米の安全基準はチェルノブイリ事故がおきたベラルーシの小麦の10倍だ。

原子力安全委員会は事故を引き起こしたり情報を開示しなかったりした当事者であり、ストレステストをしても信頼されない。

普通に考えるといい。透明な手続きだ。情報を全部出して原発に批判的な専門家を入れて公開で住民に丁寧な説明をすることが必要だ。



慶応義塾大学教授 金子 勝(かねこ・まさる) さん

amazonリンク:金子勝の本
感想
原発はアメリカの一企業が売り込みをかけて日本の大新聞と原発の利点を強調したキャンペーンを行った。その結果日本は原発を受け入れた。単なる企業の利益のためだけにこれだけの国民的負債を負わされたことをよくよく考えるべきだろう。一部の人間のキャンペーンまがいの情報でなく、せめて科学的な多方面からみた情報を国民が知ることが出来るようにすべきだろう。

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2011/09/28 水曜日 宮城県気仙沼市・津波被災を乗り越えて道の駅を再開:関 満博

道の駅以外にあいている店が無いので、被災しているひとの支えとなっている。

漁業者のひとも魚市場が被災しているので道の駅の直売所に出荷している。生活必需品の販売。飲食の場を提供、地域の情報センター、宅配便の受付も行っている。

瓦礫の中を車で走っていたら、道の駅が開いていて分かった。新しい道の駅の役割が見えていた。

明星大学教授 関 満博(せき・みつひろ)さん


感想
なるほど、道の駅は建物の構造的にも頑丈そうだし、大きな道のそばに立てられている。復興の拠点になるということか。

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2011/09/22 木曜日 中小企業の防災連携についての提言:黒瀬直宏

日本経済は被災地の中小企業を置き去りにしたまま回復しようとしている。

地域の中小企業を復興させる仕組みが無いということが明らかになった。ただ、一部では中小企業の復興に有効な動きがある。3点ほどあげてみる。

1.市町村によって復興の度合いが異なる。基礎自治体が普段から密接な関係を築いている所では中小企業の復旧も早い。

2.中小企業による中小企業の支援も大切だ。被災した企業がツイッターでのつぶやきを聞いた全国の中小企業から支援が届いた。

3.自治体が自治体を支援した。被災地に職員を派遣した。



嘉悦大学教授 黒瀬直宏(くろせ・なおひろ)さん

amazon リンク:黒瀬直宏の本
感想
支援する、される人同士の顔が見える活動が有効ということか。

2011/09/09 Fri 格差社会と公務員人件費:森永卓郎

 格差社会は小泉内閣のときに大きな社会問題となってきたといわれてきた。格差大の動きはその後も続いている。企業に聞いてみると圧倒的に「人件費の軽減」だという。正社員を減らしてリストラし、非正社員を増やしている。

 非正規社員の月給は15万円くらい。公務員の給与は正社員の給与を考慮して決められている。非正社員を含めると公務員の給与は21%くらい下がる。さらに零細企業まで含めたオールジャパンの給与で公務員の給与を決めると現状から35%下がる。こうすると増税しなくて言い。

 公務員の給与を下げると仕事に関するモチベーションが下がることも考えられるが、地方では公務員の給与は民間の2倍から3倍になっている。給料が下がってもがんばって働くという人を公務員として雇うというぐらいのことでもいいのではないか。

 国家公務員法で世の中の常識に合わせるということだ。



経済アナリスト 森永卓郎(もりなが・たくろう)さん

amazon リンク:森永卓郎の本
感想
 私は田舎出身だが、確かに公務員の給与は民間に比べて高い。昭和30年代から昭和40年代前半までは、子供心にも田舎でも公務員の給与は高くなかったように思う。赴任してきた教員には村人が何くれと援助をしていたものだ。それが高度経済成長期が終わるころには田舎での民間給与を追い越し、不況知らずの安定高給をもたらす仕事になってしまった。
 税金は取れるところ(立場の弱い者)から取るのではなく、あるところ(金を持っているもの)から取るべきだろう。

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2011/09/02 Fri 2011年夏 世界はどう動いているか:寺島実郎

中東は非常に複雑化した。中東の民主化などという単純な話ではない。大国の横暴に振りまわれてきた中東が誰かに頼らず未来を切り開いていこうとする芽生えだ。

石油の価格はこの10年で3倍、ドル円レートは約二倍。アメリカにとって軍事費の重みが財政負担になって、アメリカは内向きの政策を取り、縮むアメリカになっている。

食料価格は2倍になった。それが中東の「民主化」というものにつながった。食料価格の高騰はリーマンショックからつながるアメリカの金融緩和による影響だ。あまった金が食料に流れている。

石油の代金を支払うのに基軸通貨のドルでなく、いろんな通貨をまぜこぜにした通貨バスケットで支払うような動きも見えてきた。

日本総合研究所理事長 寺島実郎(てらしま・じつろう) さん

amazon リンク:寺島実郎の本
感想
大国が衰退するときを見る証人となる私。でも日々の生活に追われる私。

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2011/09/01 Thu 空洞化無き高度化を目指す中国:関 志雄

中国は技術集約型製品が労働集約型製品を上回ってきた。これはアジア各国の工業発展段階で見られた雁行形態だ。

アジア各国は比較優位のある工業製品を輸出し、衰退産業の海外移転を組み合わせて産業構成を高度化させていった。

中国では自動車や鉄鋼などのより付加価値の高い産業が成長している。中心が軽工業から中工業に移っている。

日本から中国への投資は労働集約的な産業からより高付加価値の高い産業へと移っている。

アジアの雁の列の先頭に立っていた日本にとっては今後新しい成長分野を開拓し産業の高度化を進めていかなければ、日本の空洞化の懸念が深まっていくだろう。

野村資本市場研究所シニアフェロー 関 志雄(かん・しゆう) さん

amazon リンク;関志雄の本
感想
衰退産業を海外へ、成長産業を開拓する必要は私が高校生の1970年代から言われていたことだ。それって日本で経済界のリーダーをやっている人達の一番不得意なことであることも分かっている。国は主に自動車と家電の産業発展のために予算の傾斜配分を長年行ってきた。その結果「製造業ではアメリカには追いついた、けどそのあとどうするんだ」という議論がずっとなされてきて結論は出さずじまいだ。過去の成功体験が未来を見えにくいものにしている。
  日本人の「我慢して、頑張る」から「工夫して、上手くやる」ことへの価値観はすぐには変わって行かないことをこの40年が示している。

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2011/08/31Wed 原発事故で二本松に避難し新たに浪江焼きそばの店開店:関 満博

福島県浪江町(なみえちょう)は町全体が計画的避難区域。放射線量が高くて二本松市に避難。

浪江町に許可を得て入った。津波で瓦礫すらもない。住宅の基礎が残るのみ。なぜか信号機は点灯している。田んぼには雑草が生い茂っている。

浪江町で有名なB級グルメの「浪江そば」の店が店舗を借りて復活していた。7月1日に開店。人気となっている。

未曾有の事態に直面して避難している人達はどうしていいか分からない状態だ。浪江そばを再開した人は、それでも働くという前向きな気持ちが必要だといっていた。その人の取り組みが周りの人に勇気を与えて、一歩を踏み出していく契機になることを期待したい。


明星大学教授 関 満博(せき・みつひろ)さん

amazon リンク:関満博の本
感想
未来を恐れないで生きている被災者の姿に励まされた。バイトや派遣で食いつなぎつつ失業している自分にとって、一番悪いときこそ一歩を踏み出すきっかけを見つけるときだと考えさせられた。

2011/08/30 Tue 民主党新代表に問われること:内橋克人

民主党新代表に野田財務大臣が選ばれた。

    その特徴は
  1. 財政再建、増税
  2. エネルギー選択、原発の輸出はやめない
  3. 三党合意、日米同盟を守っていく
野党自民党とどこが違うのか。無限に野党に近づいていく。国民は誰がやっても同じではないかと思うのではないか。

マニフェスト・4K(子供手当て、高校の無償化、農家への戸別保障、高速道路の無料化)の見直しをする、それが三党合意。

管政権が増税を持ち出して参議院選に敗北したのがねじれ国会のきっかけになった。

野田政権の現実路線への対応が党内の二律背反を深めていく。どう解決するのかが課題だ。

経済評論家 内橋克人(うちはし・かつと)さん

amazon リンク:内橋克人の本
感想
この政権ではだめだ、最初から。

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2011/08/29 Mon 救世主なき世界経済:霧島和孝

欧州の救世主としてのフランス、ドイツも当てにならない。アメリカは財政問題を適切に処理できない政治の問題になって米国債の格下げとなった。金融政策のバーナンキさんも当てにならない。

新興国はインフレで苦しんでいる。今回はインフレの収束にめどが立っていない。

景気は自然に直る力がある。その中で日本の新政権が取り組むべきは、第3次予算補正の策定・執行。日本は財政で景気を押し上げることの出来る数少ない主要国のひとつ。10兆円規模になる。但し無駄遣いは出来ない。

城西大学現代政策学部教授 霧島和孝(きりしま・かずたか) さん
感想
どんな特徴の予算になるのだろうか。代わり映えしない民主党の総裁選挙後に選ばれた首相は救世主になれるだろうか。賭けをしているような気分だ。

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当ブログの編集者は東京都在住40代後半男性(現在失業中)です。就職したら頻繁には更新しなくなるかもしれません。

ニタリクジラ

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写真上のプロフィールを編集できないのでそのままです。派遣やバイトでつないでいますが、状況としては変わっています。
また形式を変えてはじめます。

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