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金子勝 金融危機は峠を越えたのか 2009/05/20

 (経済指標の)数字が悪くなっているのに、不思議な楽観論が行きかっている。5月7日にガイトナー財務長官とバーナンキFRB議長がアメリカの金融大手19社に関する「ストレス・テスト(銀行検査)」を行って金融機関は万全だと強調された。それから(楽観論が行きかっている)だ。
 計算上の仮定が甘い。まるでかつての日本を見ているようだ。IMFの見積もりはそうではない。中古住宅価格が安定したというが、半分近くは差し押さえ物件や譲渡販売で、ローン価格の半分の価格。2011年まで「ゆとり返済」の金利変更(アップ)があるが、借り換えが進んでいないので債務不履行が進んでいると考えられる。
 商業用不動産の下落も続いている。フィナンシャルタイムズによると商業用不動産の半分近くは焦げ付くといわれている。次の地獄があるのではないか。(金融機関の)2009年の第1四半期の決算は軒並み黒字だったが、複雑な証券商品の評価ができないので、ごまかしていたのではないか。まるで昔の日本を見るようだ。
 時価会計法の適用緩和、決算の日付変更(12月分の損失が丸々抜けている。)などをやっている(それで数字をよく見せている)。証券化商品の市場が収縮している。半分になった。
 (日本は)もはやオバマ頼み(米国経済の回復によって日本の景気を回復させる)では無理。日本産業衰退を直視してが独自の戦略、環境・エネルギー、福祉・医薬といった日本独自の産業戦略を立てなきゃいけない。

慶應義塾大学教授 金子勝(かねこ・まさる)
編者感想
一般に経営者は会社の景気がいいときには経営に関する数字を隠さず発表するが、悪くなったら独自の解釈をして第三者に公表する。個人として気持ちは分かるけど、いずれ隠された損失は明らかになる。隠してたら困ったときに助ける人はいない。なんだか、アメリカの経済発表が大本営発表みたいに思えてきた。

テーマ : ビジネス展望
ジャンル : 政治・経済

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