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山下一仁 農政改革の行く方 2009/06/16

 石場農林水産大臣の農政改革が逆風を浴びている。米の減反政策の見直しについて言及した。減反は生産者・農家のカルテル。税金から減反補助金を出してそのカルテルを維持している。
 米価を上げて生産を刺激するということと、減反をして生産を制限するということは矛盾している(その矛盾を埋めるために補助金が使われている)。その理由はコメ政策には選挙が絡むため。
 野菜、牛乳の主業とする農家の生産量は8割、9割。ところが米作の生産量は主業農家が38%。構造改革が遅れたためにたくさんの票(零細農家)が残る結果となった。
 これからますますコメの消費量が減る中で米価を維持するには減反に頼ることになる。しかし、減反の面積は水田面積の4割りになっていて限界。
 減反政策をやめると、高いコストで米作をしている零細農家は農地を(主業農家に)貸し出すようになる。主業農家に土地が集まって生産コストが下がり、コメの価格競争力が高まる。そしてコメを輸出出来るようになる。
 平時にはコメを輸出し、牛肉や小麦を輸入する。食糧危機になって牛肉や小麦を輸入できなくなると、輸出していたコメを国内消費に回す。このようにして食糧安全保障が確保できる。

経済産業研究所上席研究員 山下一仁(やました・かずひと)

山下一仁の著作 in Amazon.co.jp

編者感想
私の叔父が山間地で水田と林業をやっている。谷沿いに用水路をめぐらし、散らばった細長い田んぼを集めた広さは1ha弱だろうか。燃料と肥料・農薬などにかかる合計の費用とコメを出荷した場合の売り上げはあまり違わないようだ。換金作物としての機能はほぼなくなっている。ただ、隠れたブランド米として人気があるので物々交換や贈り物に使っているようだ。食料安全保障の点から考えても、水田を集約しても無意味な山間部の米作はまた別のアイデアで「構造改革」して残して活性化してほしい。

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