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内橋克人 追い詰められる株式会社立大学 2009/06/23

 公共教育の企業化、これが何をもたらそうとしているのか、その背景について私なりに掘り下げてみたい。
 小泉構造改革で鳴り物入りで導入された株式会社によるある大学(LEC大学)が学生の募集を停止した。もともと日本には大学の設置認可基準が厳しかったが、学部の新設・名称、カリキュラムが自由になった。
 現在、株式会社立大学は6校あり、そのうちの5校が赤字で、2校は学生の募集を中止した。当然の成り行きだろう。大学は利益追求の場ではなく、学問追求の場だ。
 (規制改革のなかで)資格を取得するための専門学校が大学になったりした。また、株式会社立大学には専用の研究室がなかったり、教員の給与など待遇が悪い。名ばかり職員で、専門学校と変わらない。その辺を学生たちに見抜かれて入学を敬遠された。
 また、巨大資本が中高一貫校で高い授業料を取り、全寮制で一流大学に合格させる学校を作っている。貧富の差を固定化しようとしている。
 最近は都心のオフィスビルを賃貸して広告だけは立派なものにして学生を集めようとする大学もあれば、ディリバティブで大損を出した大学もある。
 こんなことをしていたら教育・学問研究が衰えて、ついには社会の力の衰退につながるのではないか。
 
評論家 内橋克人(うちはし・かつと)

内橋克人さんの本 in Amazon.co.jp

編者感想
一体、小泉改革は日本をどうしようとしていたのだろうか。郵政民営化だけがクローズアップされた選挙で大勝してやったことは非正規雇用者と福祉切捨てによるセーフティネットからこぼれた人を大量に作り出しただけだった。構造改革・規制緩和・自由競争などという耳障りのいい言葉で国民を踊らせ、肝心の部分は改革せず触らずだ。その責任は、国の未来を設計できない為政者に国政を委ねてしまったわれわれ国民にある。

テーマ : ビジネス展望
ジャンル : 政治・経済

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