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内橋克人: 失われる社会的連帯意識 2010/3/30 火曜日

 再び就職氷河期。卒業した翌日が失業初日。経済団体も労働組合も失業わ個人の問題に片付けている。

 若い世代とそれ以外の世代の連帯意識、雇用分断によって生まれた正規雇用・非正規雇用労働者、高齢者と若者、社会を構成している各階層が互いに分断されてまるで互いに利害関係にあるような意識の刷り込みが小泉改革以来進められた。社会連帯の意識が希薄になり、同じ社会を生きているという価値観を共有できなくなる。

 2006年にフランスで歴史的な事例があった。政府が導入したCPE・初期雇用契約を撤廃させた。この制度は若者を雇用してから2年間は理由を一切説明せずに解雇できるというもの。当時のフランス政府はこれにより「解雇を容易にすれば雇用が増える」と新自由主義に基づいた考えをしていた。これに対し学生だけでなく、教員・労働者もともにデモやストライキを行ってCPEを撤廃させた。

 しかし、日本では政治家・マスコミは世代間対立を煽るような論調が続いている。このままでは私達の社会から社会的連帯意識が希薄になり、社会的統合の崩壊が起こるのではないかと思う。いかにしてその崩壊を止め、連帯意識を取り戻すべき時期に来ている。

評論家 内橋克人(うちはし・かつと)


編者コメント
感想 [実感する]
 少し前に小林多喜二の「蟹工船」がよく読まれているという話題があった。一番末端の蟹を加工する工員たち同士で足を引っ張り合うように仕向けられてそれに抗うことのではない工員たちと今の日本のサラリーマンが重なって見えた。

 「蟹工船」の最後には失敗したストライキを再び成功させようと呼びかけあうシーンで終わっている。この本がよく読まれているということは、競わせあわされている日本の労働者・サラリーマンたちも助け合って力をあわせることが大切だと分かってはいるんだと思う。何かきっかけがあると連帯意識を取る戻せると思う。

 







テーマ : ビジネス展望
ジャンル : 政治・経済

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