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鈴田敦之(すずた・あつゆき):信用収縮に揺れるアメリカ市場 2008/3/24

アメリカの5大証券会社の一つベア・スターンズが救済・合併された。大きいところはつぶせない。これはアメリカでも同じ。
ニューヨーク連銀がJPモルガンを通じて公定歩合で資金を貸し出し、さらにJPモルガンが救済買収することになったので無担保で上限300億ドルを融資することになった。

「第二のベアはどこだ」と疑心暗鬼になっているので、資金繰りが厳しくなっている証券会社を支援する制度がこの27日からスタートする。

ベアーズの行き詰まった理由は、証券化商品に強いと言うことでサブプライムローンの証券化にも積極的に取り組んできたから。
それでも去年は黒字を出していた。その証券会社が不安の噂が出て一週間足らずで行き詰まったと言うのは、短期金融市場の異変。
「レポ取引」 国債初め格付けの高い債権を担保に短期資金を融資する取引。金の出しては銀行。
銀行はリスクを恐れて追加担保の差し入れ、融資の返済を迫るようになった。

投資会社カーライル傘下のカーライル・キャピタルが16日に会社清算に追い込まれた。これも短期金融市場の影響だと言われている。

金利を下げる対策を取っているが、正常な金融市場でないとその影響が末端まで届かない。住宅ローンの匂いがするだけで敬遠される不安心理の中では、その効果は出てこない。

FRBはFFレートの金利を引き下げて2.25%にした。物価上昇率を考えると実質的にゼロ金利。もう金利を動かしようがない。

週末に株価は戻ったようだが、金繰りの対策は一時的なもので抜本策ではない。企業のバランスシート上では数千億ドルのサププライムローン関連の商品が売りを待っている。
それらの商品を誰がどれだけ持っているのか、値がつかない中で評価は正しいのか。市場は不安の連鎖が続いている。
最終的には公的資金の投入が次の日程に上がってくるだろうと思う。

日本では株が下がった、ドル安になったと値段だけに目が行っているが、アメリカの金融システムの実態分析が必要。
投資ファンドが行き詰まる>コマーシャルペーパー市場が混乱する>(モノライン問題)特別目的会社(SIV)が問題になり>証券会社まで及んできた 範囲が拡大してきた

つぎは銀行だろうと思われている。ここで抜本的な対策を打たないとこのアメリカの金融システム不安は長期化する様相。

この影響が日本に何処までどの程度影響が及ぶのか、深刻な影響が状態になりかねないと心配している。

2008年 3月 24日 月曜日  評論家 鈴田敦之(すずた・あつゆき)

テーマ : ビジネス展望
ジャンル : 政治・経済

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