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田中直毅(たなか・なおき):道路特定財源の一般財源化 2008/4/4

たまたま法案(道路特定財源暫定税率)が成立しなかったのでガソリンの値段が25円ほど下がる。ガソリンは「蔵出し税」なので、ガソリンが精製された時点でかかる。従って4月1日からすぐにガソリンスタンドで値下げになるものではない。
「この暫定税率を連立与党で今月末に再可決して、また25円引き上げる」という可能性がある。

もう一つは、揮発油税として取っている税金を道路整備に充てると決めている法案がある。これも(連立与党は)衆議院で再可決しなくてはならない。

福田康夫首相はこの3月末に、「一般財源化」という姿勢を示された。第二次世界大戦後の政治の流れから言うと大きな決断だとおもう。
小泉元首相、安部前首相も一般財源化したいという意向は表明されたが、内閣挙げての仕事として提示されたのは福田さんが初めて。

背景には厳しい財政収支状況、高齢化が進めば財政赤字もさらに進むという状況で、特別に掛けた税金を特定目的(道路整備)だけに注ぎ込むのはおかしいではないかというのが一般世論。

この流れは「ガバナース改革」といわれる。日本語では統治改革。
ポケット(お金を使うジャンル)がいくつもあって、このポケットからはこのために使い、別のポケットはまた別の用途に、なんてやっていると監視の目が届かない。
もし、家計で赤字が続いていれば、お母さんは倹約に心を使う。お父さんはとにかくいろんなポケットを集めて不用不急などの判断をして、赤字の家計にとってよりふさわしい支出になることを目指す。
そうすると、特定財源を作ってきた理由は、(道路整備などの)特定目的にエネルギーを使う議員(族議員)さんが、我田引水をしたいからではないか。本来国会議員に要求されているのは、統治として全体を目配りして優先順位をつけていくことではないか。
この4月末に「暫定税率」と「道路特定財源」の二つの法案を衆議院で再可決することに、連立与党(自民・公明)の議員中にも疑問を出す人もいる。

道路特定財源を10年間延長する法案をどうするのか、国会議員の中でどんな議論が行なわれるのか、今後の政治を占う上でも重要だ。どなたがどういう発言をするのか注目したい。

展開次第によっては5月に入って参議院で福田首相の問責決議がなされる可能性もある。

暫定税率」と「特定財源」全部を含めて4月中の国会議員の議論によっては、政局の新たなシナリオができるかもしれない。


2008年 4月 4日 金曜日 評論家 田中直毅(たなか・なおき):道路特定財源一般財源化


編者感想:「道路特定財源」「揮発油税」は、1953年・昭和28年に田中角栄らの議員立法によりつくられた。当時の日本の道路はとてもひどいもので、継続的な予算執行と言う点ではそれなりに意味があった。地方では、道幅は広いのに未舗装で土ぼこりの舞う道が多かった(思い出すと懐かしいけどね)。いまでは野生の動物しか歩かないような山奥にも立派な道が出来ている。これからさらに財政収支が悪くなるというのに、さらに「道路は別よ」といって作りつづけたいと思う国会議員がいることに驚く。小学校程度の計算能力に問題のある国会議員が与党には多いのか?ちゃんと考えて予算を組んで欲しい。あの世に行ってだいぶ経つ角さん(田中角栄元首相)に感想を聴いてみたい。

テーマ : ビジネス展望
ジャンル : 政治・経済

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