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高木勝(たかぎ・まさる):景気について 2008/4/7

景気の現状は、昨年の秋以降厳しさを強めている。
日銀が今年の3月発表した金融経済月報によると、「景気は減速しているが、基調としては緩やかに拡大している」といっている。
内閣府の今年3月に発表した月例経済報告では、「景気回復はこのところ足踏み状態にある、先行きは輸出の回復などで景気は緩やかに回復すると期待される」といっている。
日銀、内閣府ともに景気判断を下方修正しているが、今後も景気回復は持続するだろうと見ている。

私は今回の景気は去年の9月ごろがピークで、その後、後退局面に入ったと思っている。そうだとすると、好況の期間は68ヶ月になり「いざなぎ景気」を越て戦後最長になったことは事実。

先行景気指数は50%を切っている。一致指数をヒストリカルIDで評価すると昨年の9月がピーク。景気合成指数(CI)は昨年の8月がピーク。最新の日銀短観では企業規模・業種を問わず悪い。
言ってみれば総崩れの状態。とくに大企業の製造業は2四半期連続で悪化している。個別の指数を見てもピークアウトしたものが多い。

景気後退の要因は複合的。
1.サブプライムローン問題からアメリカの景気がおかしくなり日本の輸出が減少
2.急激な円高、株安、エネルギー・穀物高などによる「購買力の海外流出」、物価高、逆資産効果
3.政策判断にミス。官製不況。
4.政局の混乱。適時適切な政策が取れない。

景気は年内一杯は後退が続くと診ている。

この局面での対策は
対外的にはサブプライムローン問題を解決すること。最終的には(アメリカが)公的資金の注入する必要があるのではないか。
国内的には定率減税を戻すとか、利下げを行なう、量的緩和をもう一度実施する、セイフティネットを構築しながらさらに規制緩和を行なうことが必要ではないか。



2008年 4月 7日 月曜日 明治大学教授 高木勝(たかぎ・まさる):景気について 2008/4/7


編者感想:普通の暮らしをしていると去年まで長い好景気が続いていたようには思えない。これから本格的な不況になるんだろうか。確かに景気のいい話は一つも耳に入ってこない。こんなときは地道な努力と工夫・学習をして周りが好転したときに花を咲かせようとするのがいいと思うんだか、そんな(気長な)政策を口にする政治家や学者はいないんだろうね。おっと、人のことより自分のこと(失業中)を心配しなきゃならないんでした。

セイフティネットといえば小泉内閣時代に金融担当大臣などを務めていた竹中平蔵氏が良く口にしていた。規制緩和と抱き合わせて「セイフティネット」の仕組みを社会に作るんだと言っていたが、今でも(最初からか?)何処を探してもそのカケラすら転がっていない。あれは政治家が行なった詐欺じゃないかと思う。ただ、竹中さんはそのあと政治家をやめているので、私の頭の中では(あのキャラクターは別にして)一応『言ったことが出来なくて、責任を取って辞任したまっとうな政治家』の仲間入りをしている。







テーマ : ビジネス展望
ジャンル : 政治・経済

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はじめまして。ビジネス展望よく聞きます。

>竹中さんはそのあと政治家をやめているので、私の頭の中では(あのキャラクターは別にして)一応『言ったことが出来なくて、責任を取って辞任したまっとうな政治家』の仲間入りをしている。

竹中氏は、日本の資産をアメリカに売ったのです。
彼の仕事は、日本を解体する事であり、それが完了したので辞めたのです。
長銀も、りそな銀行も、郵貯も、、、調べるといくらでも出てくるはずです。
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2008/02/post_ac0a.html

乱文、失礼しました。

私も竹中さんには色々教えてもらえるところがあったと思うけど、失政をした人だと思っています。
そして、今でもその責任というか、反省は全然ない人ですね。

そんなコメントを待っていました

スパイシーなコメントありがとうございます。

異見をもらったので、「このブログを公開している意味がある」のかなあと思えてきた。ブログの書き手、読み手は他人なのに同じ意見じゃつまらないしね。
私は竹中平蔵氏の改革プランのひとつである「郵政民営化」は、1.郵政を改革して、2.そこにあった資金を民間に流して、3.日本経済を活性化する のだと思っていた。つまり、3が目的で、1,2は手段だろうと思ってたんだけど、また竹中氏を『1しか出来なくてダメでした。辞めます』が出来た「稀でエライ」政治家だと思ってたんだけど、コメントもらって考えてみたら1が目的で、3はおとりか目くらましとも考えられるな。だとしたら「詐欺が露見しそうになったので辞めた政治家」になる。
マスコミ、メディアもなぜか小泉改革の手段ばかり注目して、その結果の検証をほとんどしていない。マスコミ操作も上手にやっているんだろうか。失政をした政治家は辞任して舞台から去り、別の考えを持った政治家が出てきて 新政策の説明・実行・検証・続投/辞任 をする。政治家に最低限これが出来なきないと政治はだめになる。プレーヤーのチェンジ、選手交代はサッカーゲームなどでも適宜行なわれる。それをしないとゲームに負けてしまう。

書きくいとは思うけど、批判・異見のコメントまた書いてね。
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当ブログの編集者は東京都在住40代後半男性(現在失業中)です。就職したら頻繁には更新しなくなるかもしれません。

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Author:ニタリクジラ
写真上のプロフィールを編集できないのでそのままです。派遣やバイトでつないでいますが、状況としては変わっています。
また形式を変えてはじめます。

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