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林康史(はやし・やすし):ドル円相場の動きの特徴について 2008/4/15

驚かれるかもしれないが、ドル円レートには季節性がある。
1月か4月にマーケットの相場性が変ることがある。1月か4月にドルが最安値・最高値になってそれから反転するということが多い。
過去18年間を調べてみると1月が反転する月であるのが二年に一回くらい(五割の確立)、つまり一月が天井か底になる。4月も3,4割の確立で底・天井になる。

その原因を推定すると、年あるいは年度代わりのせいではないかと思われる。
人間(の心)は新しい年、年度になると「よし、今年もがんばるぞ」といって過去とは異なる動きをする。そういうのがマーケットに反映されるのではないか。
12月はアメリカの会社の決算が終わり、3月は日本の年度の終わりなので、皆さん新しい年度になると新しい行動パターンで始めようとする。

ドル円の相場変動の時間サイクルは5年、2年の期間のものがあるが、1年の期間のものは季節性ということになる。

今回の円高の局面は、オーバーシュート・行き過ぎといえる。一年間の平均から考えると、マイナス方向(円高方向に)14%離れた。1990年以降では2,3番目のおおきさということにる。
95年の時には1ドルが80円にまで行くことがあったが、そのとき(の乖離率)も(マイナス方向に)16%行っただけだった。
今回もこの辺から円安方向に反転する可能性がずいぶん高くなっている、と思っている。

95年の(円高)の時は特に理由は無かったが、どんどん円高が進んで日本の機関投資家が決算でドルを売り(期末の3月で)みんながドルを売り終わったら、4月から反転が始まった。そのとき何も理由は無かった。マーケットは行き過ぎると反転する、という癖がある。

今回もサブプライムとか問題があってドル安になってきた。理由はある。(一年間の平均値からの乖離率が)14%まで下落しているからそろそろ円安方向に反転してもいい。

過去、プラザ合意(1985年9月22日)の後でも乖離率で言うと17%までしかドルは下落しなかった。今回はプラザ合意のようなショックはあったかというとそうではなかった。
先日のG7では、ドル安はまずい、サブプライムローン問題もどうやら乗り越えていけそうなめどが見えてきたということで一致した。ある意味で言うと、十分なドル安円高を達成したのではないかと思える。これからさらに下落することがあってもそれは想定内のことだろう。

長い時間軸で大きく見ているとゆったりと考えられるので、(どのあたりまで戻るか冷静に考えられて)目先にとらわれない。


(遠田アナウンサー)皆様からのお問い合わせが多いのですが、内橋克人さんのビジネス展望はご本人のご都合によりましてしばらくお休みです。

2008年 4月 15日 火曜日 立正大学経済学部教授 林康史(はやし・やすし):ドル円相場の動きの特徴について


編者感想:林康史さんは投資関係の話題となった訳本や著書を沢山書いているので、その道の人には良く知られた人だ。大学教授になっていたとは知らなかった。ま、株や外国為替などは自分の欲望と恐怖との戦いをするギャンブルともいえるので、博才(バクチの才能)のない自分としては今日の話題は話しとして聴いておくことにする。間違ってもFXの取引口座を開いてドルを買うようなことはないだろう。才能のある人はやってみてね。

内橋克人さんのビジネス展望が一番聴きたいのだけれど、残念だ。NHKラジオの大幅な番組改変でプロデューサと意見の食い違いでも出たのだろうか。










テーマ : ビジネス展望
ジャンル : 政治・経済

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内橋氏

はじめまして。
ビジネス展望での人気度では、内橋氏・寺島氏・金子氏がやはり高いのでしょうね。内橋氏はかなり長かったわけですけど、ぼくが思うに、インターネットで音声が聞かれるようになったことに対して、なんらかの不満があったのじゃないかと思います。

内橋氏の再登場を望む声は多いですね。読者数が数十人ほどの当ブログでさえメールでそういったご意見を複数もらいました。いずれにしても、ご本人の健康に問題がなければいずれまた声を聴けると信じて待つしかないのかな。

私も寺嶋氏と内橋氏ですね

今日もその話題をだしました。誰が評論家として信頼出来るかということで(笑)
http://diary.jp.aol.com/applet/dypyafd/1016/trackback

追伸

寺嶋氏と内橋氏が私の人気投票では上位です。

出演の論者について

私は寺嶋氏、内橋氏に加えて藤原直哉氏と関志雄氏も注意して聞いています。もしこのブログが一年続いたら論者ごとに評価をつけてみたいものです。
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プロフィール
当ブログの編集者は東京都在住40代後半男性(現在失業中)です。就職したら頻繁には更新しなくなるかもしれません。

ニタリクジラ

Author:ニタリクジラ
写真上のプロフィールを編集できないのでそのままです。派遣やバイトでつないでいますが、状況としては変わっています。
また形式を変えてはじめます。

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