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藤原直哉(ふじわら・なおや):経済の常識が変るとき 2008/5/2

今月に入ってバターは上がる、パンは上がる、小麦粉は上がる、油(ガソリン)は上がる、生活必需・ガソリン価格はどんどん上がってきました(浜中アンカー)

ガソリン1Lの値段は4月中は120円~130円だったが、昨日あたりから158円になった。ガソリンだけでなく食品、鉄鋼関係、建築資材も上がった。不況と物価高の流れは加速している。
景気も建築関係は引き続きひどい不況、小売関係も昨年の12月からぱったりと止まっている所も多い、輸出はアメリカ・中国経済の減速と円高で量・収益ともに急に厳しくなっている。

ではリストラをしよう、さらにボーナスを減らそうという話があちこちで出ていている。生活者にとっては希望の持てない不安だらけの時代というのが大方の本音ではないか。

いま、経済の常識(パラダイム)を変えないと幸せになれないと思う。みんなが安心してご飯を食べられるようにするのが経済。ところが今は現状を無視して経済学の理論を振りかざしている。これではうまくいくわけが無い。人に満足に職を仕事を与えられないことが問題。いつの時代にも物価の上昇と仕事が無いことが大問題。衣食住が満足に供給できなくなるのは経済の仕組みに問題があるということ。

今のように市場の勝ち負け(市場原理)にまかせておけばよいとか、何でも世界中に輸出入すればいい(グローバル経済)ということをやっていると、世界中に失業と衣食住の欠乏が広がっている。さらにいくら努力しても報われない「ワーキング・プアー」と呼ばれる人々も世界中で増えている。市場原理が世界中に広まると世の中不安定になる。「市場原理はこの世で最高のシステム」ということには全くならない。

今回のバブル崩壊で今の経済システムは維持できなくなるだろう。アメリカの膨大な借金が生み出してきた市場は消える。したがって世界経済はいまの行き過ぎた状態から戻るという事を経験せざるを得ないだろう。
さらに地球に対する環境負荷が高いので、その点からも行き過ぎたエネルギー消費は戻らざるを得ない。
それから少子高齢化という問題がある。これにより経済は沈滞するといわれているが、そもそも「高齢者がいるのでどうやって食べていくようにするか」と考えるのが根本になるはず。「高齢者がいるからダメだ」といったら何の意味も無い。高齢者がいてもうまくいく経済を作るのが我々の使命。少子高齢化を(止めるのではなく)前提にして考えるべき。しかも中国も少子高齢化がすんでいる。

未来に対して経済を成熟させていかねばならない。そうすると改めて品質の時代だと思う。10人の顧客がいたら10人それぞれに取っての世界一の品質を作り分けるのが本当の品質の実力。

仕事を皆さんに配れるようにするには、一人一人の特長・強みを発揮させるしか方法が無い。教育も個性を伸ばすようなものが必要。経済の速度も人間の成長するスローなスピードにあわせるしかない。

こういった新しい経済の常識に転換させるには、アメリカ追従の政策をやっていてはダメで、日本は自分の頭で考えて行動するという日本の政府機能の復活がどうしても必要だ。

そうしたことを踏まえて、日本の未来を切り開くにはどういったことが必要でしょうか(浜中アンカー)

経済の空気(経済の常識)、政治の空気を転換させないと日本の未来は無い。昔、社会主義国が崩壊した。社会主義の(役に立たなくなった)お題目を捨てて初めて新しい時代を迎えることが出来た。市場原理主義、グローバリゼーションというお題目を捨てて初めて未来が見えてくる。

日本は品質の高さ、文化伝統の奥深さは世界のトップ水準。だから21世紀の力の源泉はあると思う。これがなくなる前に国の発展の力にすれば何とか救われると思う。だから問題は時間、急がないと日本の復活・経済の復活も手遅れになる。


2008年 5月 2日 金曜日 経済アナリスト 藤原直哉(ふじわら・なおや):経済の常識が変るとき


編者感想:日本の未来に進むべき方向を示唆しているが、「市場原理主義」「グローバリゼージョン」のお題目が捨てられてから具体的な取るべき手段が見えてくるんだろうな。自分の衣食住を時代の変化にスライドさせつつ維持するような、未来を見据えた仕事を求めて求職活動しているこの私、見方を変えれば自分の人生のパラダイムを変えられる良いチャンスかも。

2008/4/22に放送されたビジネス展望『諸富徹(もろとみ・とおる):洞爺湖サミットの課題』をアップしました。タイイトルをクリックするとその記事にジャンプします。(2008/5/3追記)

テーマ : ビジネス展望
ジャンル : 政治・経済

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