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十市勉(といち・つとむ):次世代自動車の普及促進に向けた動き 2008/5/7

経済産業省は先月25日環境にやさしい次世代自動車として期待されている電気自動車と家、庭用の電源で電池を充電することが出来るハイブリッド車(プラグイン・ハイブリッド車)の普及促進を図るための検討会を立ち上げた。今日はその背景と今後の課題などについて伺います。(山下アナウンサー)

電気自動車とかプラグイン・ハイブリッド車タウン構想推進検討会という名前の会。自動車会社、電力会社、研究機関、有識者が参加して今年度内には結論を出そうという事にしている。
次世代の電気自動車とかハイブリッド車は電気モーターが動力源になる。しかも電気は外から供給する。そうなるとCO2排出の大幅な削減が出来る、その切り札にしようとしている。
電気自動車はガソリン車にくらべてCO2の排出量は4分の1。電気自動車は直接はCO2を出さないが、電気を作る発電所でCO2を排出する。ハイブリッド車のCO2排出量はガソリン車の半分。
電気自動車の問題は、一回の充電で走れる距離がまだ短い。また、蓄電池の寿命・耐久性・信頼性が今一番の課題になっている。今の電気自動車・ハイブリッド車に使われている蓄電池はニッケル水素(Ni-H)電池が中心。新しい技術でリチウムイオン(Li-ion)電池が開発されていて、小型で軽量化できてたくさんの電気を蓄えられる。これを使って三菱自動車、富士重工業などは来年には次世代の電気自動車を販売する、トヨタでは2010年にはプラグイン・ハイブリッド車を販売するという計画を発表している。日産、ホンダも力をいれて電気自動車の販売を計画している。
    課題は
  • 電気を車に供給するのを家庭のコンセントだけでなく、町の中でガソリンスタンドのように充電できるインフラの整備をどう整えていくか。
  • まだリチウムイオン電池のコストが高い。初期のユーザーのコスト負担をどう減らしていくか。
  • ドライバーが買いたいと思うような意欲をどう高めていくか。

充電のインフラ設備のポイントは充電時間。あまり長く掛かると実用にならない。急速充電器を開発する必要がある。また、町の中に(100v,200v)のコンセントで充電できる設備を作る。スーパー、ファミレス、百貨店、ホームセンターなどある程度の時間駐車する所に充電設備を設けることが計画されている。
利用者へのインセンティブ(優遇措置)は、税制面で優遇したり、高速道路・駐車料金の割引もインセンティブになるかもしれない。

こういう(インフラ、インセンティブなども含めた)事も含めて実際にやってみる必要がある。国内で地域を決めて実証プロジェクトをやろうとする計画がある。
    電気自動車・ハイブリッド車などのエコカーの導入に熱心なのは青森県と神奈川県。
  • 神奈川県は現在県内にハイブリッド車が3000台ほど普及しているが、2014年度までに電気自動車を3000台普及させたいという目標を掲げている。そのために2010年までに県内に30箇所に急速充電器の設備を設置し、2014年度までには1000個所まで拡大したいと計画している。
  • プラグイン・ハイブリッド車については青森県がモデル地域として計画を推進している。7月の洞爺湖サミット前にG8のエネルギー大臣会合が青森県で6月の7,8と開かれる。そこでこのプラグイン・ハイブリッド車をデモンストレーションしようとしている。プラグイン・ハイブリッド車に供給する電気は風力発電によるものを蓄電池に蓄えておき、100%自然エネルギーで作った電気で車を動かすことになり、これについても走行試験をやろうと計画している。

このように神奈川県、青森県ではエコカーの普及促進にかなり力を入れているということで、具体的にこういう(電気自動車・ハイブリッド車の)導入計画が動き始めているというのが現在の状況だ。


2008年 5月 7日 水曜日 日本エネルギー経済研究所専務理事 十市勉(といち・つとむ):次世代自動車の普及促進に向けた動き


編者感想:出力調整の難しい原子力発電所の深夜余剰電力を使ってプラグイン・ハイブリッド車や電気自動車の電力供給ができたり、自動車がブレーキを掛けたり坂を下る時に搭載した蓄電池に充電して運動エネルギーを回収したりなど、なかなか興味深い技術的なターゲットもある。なにより街中の空気がきれいになって、例えば246の車道を自転車で走行しても不快にならなくなったらいいな。

テーマ : ビジネス展望
ジャンル : 政治・経済

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最近私もHybrid車にしました。燃費は同じクラスの半分でしょうか? 

車はいつかは停まらなければなりません。運動量保存の法則によれば、駆動エネルギー=制動エネルギーですから、完全に制動エネルギーを蓄積出来れば限りなく消費エネルギーはゼロに近づく?
http://diary.jp.aol.com/applet/dypyafd/1017/trackback

なかなか凄い発想だと思います。その点、電気自動車は一方的にエネルギーを消費するだけなので発想としてそれほど凄いとは思いません。

プリウスにお乗りですね。うらやましい。燃費が半分だと時節柄心強いですね。

ハイブリッド車が先行していますが、電気自動車もバッテリーの性能向上で相当追い上げているようです。
実用化を目前にした電気自動車とさらに性能を上げたプラグイン・ハイブリッド車が、車の価格と排ガス・CO2対策と燃費・走行コストでしのぎを削っていて、久しぶりに技術で社会に貢献する話題だなあと思います。

私は東京都の街中に住んでいるので日常では車を使う必要はありませんが、レンタカーでハイブリッド車や電気自動車がすでに用意されているので機会があれば運転してみようと思います。

省エネを真剣に考えているか

レポートありがとうございます。気になっていた方なので、今日の07-02のラジオをきいて、さがしました。経済アナリスト藤原直哉(ふじわら なおや)さんにも2000年助けられました「若者を犬死にさせないために 未来経済学」、日本人、皆で頑張りましょう!ラジオは一人、月一でしょうか、、、。アルカナ同人のエネルギーについての技術、方法も多くの日本人に知っていただきく思います。アルカナ同人栃木農場 かわい なうしか
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当ブログの編集者は東京都在住40代後半男性(現在失業中)です。就職したら頻繁には更新しなくなるかもしれません。

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