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鈴田敦之(すずた・あつゆき):原油投機があぶり出したもの 2008/6/9

先週の6日にWTI原油が1バレル当たり139.12ドルになった。これはもちろん投機による。

投機の激しさ資金の動きの速さが注目される。6日には一日に10ドルも上がった。これは空売りの買戻しによる。130ドルが天井だと考えそれを超えると下落すると見て空売りする金融派生商品(デリバティブ)を売っていた金融機関があった。

今の投機資金は世界的な金余り、オイルマネーなどで数兆円とも二桁の兆円とも言われている。WTI原油物が上場されているニューヨークのカーマンタイル取引所の規模は1800万ドルから2000万ドルくらいといわれる。一方、投機資金の数兆ドル、ニューヨーク株式市場の総額は15兆ドルと言われているので、株式の資金がほんの少し原油市場に動いただけでマーケットの規模の小さな原油は大きく動く。

その根っこにはアメリカ経済の弱さがある。サブプライムローン問題でアメリカの経済成長は1%を切って低迷している。消費者物価も対前年比3%上昇を示している。先月発表した5月の失業率は5.5%予想以上に悪かった。金融、自動車、小売でリストラしたため。

原油市場への投機の激しさ、アメリカ経済の弱さ、この2点のほかに何が挙げられるでしょうか?(浜中アナウンサー)

金融政策の難しさが上げられる。どちらにも舵を取れない。FRBのバーナンキ議長は「インフレ対策でこれ以上の金利引下げをしない。アメリカは輸入が多いのでドルがこれ以上安くなるのは(物価が上がって)インフレになるのでこまる」と受取られる発言をした。これをきっかけに一時的にドル高になったが、EUもインフレ懸念があるので金利引き上げを示唆した。このけっかユーロドル安が加速した。

アメリカは金利を引き上げインフレを抑えたいが不況なのでどっちの手段も取れない。打つ手はない。様子見している。

最近サミット前にサミット参加国と中・印・韓を加えたエネルギー担当相の会合が持たれた。そこで出た結論は決め手に欠ける。

私は一番効くのはガソリン需要だと思う。アメリカで需要が減少に転じたとの情報がある。
投機の最大の理由は実需の伸びなので、需要が減ったとなると投機資金は逃げ出して(高騰した価格は)くずれてくる。

需要が減るという実績を示すことが投機を抑える大きな要因になると思う。(ガソリン需要の減少が)正式な統計にいつ出てくるか注目している。


2008年 6月 9日 月曜日 評論家 鈴田敦之(すずた・あつゆき):原油投機があぶり出したもの


編者感想:いつ正式な統計にガソリン需要の減少が現れるか、私も注目している。そんなに資産も持っていない私は、「インフレ圧力が解消されればいいなあ」程度の対岸の火事(ほんとはそうでもないが)の気持ちで暴落予想高値の1バレル150ドルになる日を(ならないかも含めて)待っている。

テーマ : ビジネス展望
ジャンル : 政治・経済

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