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諸富徹(もろとみ・とおる):福田ビジョンと低炭素社会への道 2008/6/10

昨日、福田首相が「低炭素社会・日本を目指して」と題する講演を行ないましたが、その内容をどう捉えましたか?(浜中アナウンサー)

時代認識を的確に捉えて今後の方向性を打ち出したと思う。
首相は「低炭素社会を目指すことは負担ではなく、これからの新し成長の機会だ」と話し、積極的なビジョンを打ち出したと思う。
    注目点は3つあって
  1. 日本の温室効果ガス削減の中長期目標のあり方。2050年の長期目標では2005年比で60~80%削減。2020年には2005年比で14%削減することを打ち出した。
  2. 国内排出量取引をこの秋から試行実施する。
  3. 環境税の導入・既存税のグリーン化

(ここで関東地方は鉄道情報が入り中断する)

長期削減目標で6~8割減らすといっていますが(達成することは)大丈夫でしょうか?(浜中アナウンサー)

野心的な数字だ。それだけ温室効果ガスが減った社会を想像しがたいが、それが必要だということで国際世論がほぼ形成されている。福田首相はそれに踏み込んだ。

中期目標は比較的穏当のように見えるが、これまで増加していることを考えると、それもなかなか困難だろう。

エネルギー転換エネルギー効率の向上省エネの分野で相当の努力をしながら技術革新していく必要がある。
こういった技術開発を促進し、社会に普及させる仕組み・社会システム作りが決定的に重要で、その触媒として排出量取引、環境税を活用していくことになる。

福田首相は、排出量取引は導入することは決めたが、内容と実施時期については言及していない。
産業界は排出上限(CAP)を決めることに強く反発している。しかし、CAP&TRADEでないと意味がないと思う。

昨日示された福田ビジョンで低炭素社会へ向けて舵を切ることが出来るでしょうか?(浜中アナウンサー)

政策とビジョンが示されたのは高く評価できるが、そのための技術革新、社会制度の整備をどうやって進めていくかが問われると思う。

日本はこれまで物作り国家としてやってきた。これからもその特性を生かし低炭素社会への移行を成功させる責任がある。成功すれば日本の新しい発展が見えてくる。中国
発展途上国にも低炭素社会のモデルを提示できることになると思う。


2008年 6月 10日 火曜日 京都大学大学院准教授 諸富徹(もろとみ・とおる):福田ビジョンと低炭素社会への道


編者感想:福田首相の講演「低炭素社会日本を目指して」はこちらで読めます http://www.kantei.go.jp/jp/hukudaspeech/2008/06/09speech.html
    福田首相の講演は分かりやすかった。私が注目したのは
  • 2020年14%削減という数字は、セクター別アプローチを緻密に適用し最も進んだ省エネ、そして新エネ技術を開発した結果の数字。
  • エネルギー転換の一つとして、新築持家住宅の7割以上に太陽光発電をつける。
  • 安全安心を大前提に原子力政策を推進(←まだ推進するのか原子力を:私の意見)
  • G8サミットが開催される7月7日の七夕の日に一斉消灯し、天の川を見ながら、地球環境の大事さを国民全体で再確認する運動が展開中

講演の中で『CCS技術』という言葉が出てくるが、その意味は、発電所などの排出源で発生するCO2を回収し、安定した地層に貯留したり、海洋に隔離して、CO2を大気から長期間隔離する技術。

福田首相はこの低炭素社会・日本の方向性をつけた首相として歴史に名を残すことが出来るだろうか。







テーマ : ビジネス展望
ジャンル : 政治・経済

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