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十市勉(といち・つとむ):期待される太陽光発電の普及促進策について 2008/7/2

要約:温室効果ガスをへらす福田ビジョン実現のため、太陽光発電の具体的な数値目標を示した普及促進策が発表された。コスト以外にも解決すべき問題がある。
原油高地球温暖化問題を背景に、先週政府の審議会は新エネルギーモデル国家を目指す緊急提言を発表しました。そこでは特に太陽光発電の普及促進策が打ち出されました。(山下アナウンサー)

6月8日に打ち出した福田ビジョンを洞爺湖サミットで具体化(した提案と)するための発表だった。

サミット議長国として指導力を発揮したいという思いがあり、2050年までに世界の温室効果ガスを現状より半分にしよう(と呼びかけ)、日本は現状より60%から80%削減を打ち出している。

それまでの中間として2020年にはCO2の排出を現状から14%削減可能だと福田首相は言っている。
その実現のためには温室効果ガスを出さない0エミッションの原子力発電や太陽光発電を発電量の50%以上にする必要がある。その中でも再生可能エネルギー(太陽光発電などのこと)にもっと力を入れなくてはいけない。
今回打ち出されてた「新エネルギーモデル国家」は、日本を作り変えて、日本から新しいエネルギーをつくりだすことを発信・提唱していくねらいがある。
現在、太陽光発電は150万Kwくらいある。それを2020年には10倍にし、2030年には40倍にするという壮大な計画。

その目標を実現するためにはどういう政策があるのでしょうか?(山下アナウンサー)

先週の6月24日に総合資源エネルギー調査会(政府の審議会)で福田ビジョンを実現するための「新エネルギーモデル国家」を打ち出した。
太陽光発電は太陽電池パネルを作る原理材料となるシリコン(の生産)や加工組み立てするといった素材産業から組み立て産業まで裾野が広い。これを育てていく。その結果雇用の創出にも繋がっていく。
日本は1970年代から研究開発、実用化をすすめてきた。太陽電池の生産量では日本が世界一。普及と販売量ではドイツに世界一を奪われた。そういう意味では太陽光発電は国際的にも競争力をもっている、優位性がある産業であり、もっと伸ばしていこうということ。

太陽光発電を2020年には10倍にし、2030年には40倍にするという計画を達成するためには、2020年までに新築の持ち家住宅の70%に太陽光発電をとりつける。2030年には8割にする。
通常は一戸建て住宅には3Kwの太陽光発電を設置するのが普通。問題は導入コスト。3Kwで230万円くらいかかる。これを3~5年で半分にする目標を立てている。それを実現するために国の支援を再開する(平成17年までは支援をしていたが、市場が成熟してきたので打ち切っていた)。
太陽電池メーカーと住宅メーカーが連携する必要がある。家を設計するときから太陽光発電を組み込むとか、屋根材・壁財に太陽光発電を組み込んだ一体的なパネルを普及させるとかやっていけば実現できるだろう、というのが今回の「新エネルギーモデル国家」のねらい。

産業分野、公共施設に導入することも提言している。大規模な太陽光発電には相当な面積が必要。ビルの屋上、工場の屋根、高速道路の側壁、駅舎、駅のホームの屋根にも太陽光発電パネルを設置していけばよいのではないか。最近、堺市と関西電力、シャープが一体となって堺の臨海コンビナートにメガソーラー発電計画を発表した。産業廃棄物の埋め立て跡地に1万Kwのメガソーラーを2011年度に運転開始予定。

大規模に普及していくと今後の課題として、太陽光発電は(日照時間により)変動するので電力の周波数・電圧が不安定とならないようにしなくてはならない。
コストの負担をどうするか、といった課題も解決して太陽光発電を普及させていく、そのためには国がかなり音頭をとる必要があると思う。


2008年 7月 2日 水曜日 日本エネルギー経済研究所専務理事 十市勉(といち・つとむ):期待される太陽光発電の普及促進策について


編者感想: 太陽光発電はとても古い技術で、1970年代の第一次オイルショック後に日本では注目され、力をいれて開発されてきた。当時はこの技術で日本は再び成長できるかも、と思われていたが、その後鳴かず飛ばずでそのうちに産業構造の変化により不況から脱出した。その間に太陽光発電の開発は細々と続けられていて「原油高地球温暖化問題を背景に」再び注目されることになった。
 地球温暖化問題は50年100年以上の期間で結果がわかるかもしれないような問題なので、政治的に産業界や社会制度をうまくコントロールできれば太陽光発電が根付くかもしれない。






テーマ : ビジネス展望
ジャンル : 政治・経済

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